パワーストーン解説:そのパワーを紐解く

パワーストーンが持つパワー、意味、由来などに関して、様々な視点から解説します。

ラピスラズリ:最高の力

宇宙を現わしているような、

宇宙を手にしているような、

そんな感覚をおぼえる石です。

 

吸い込まれそうな青を基調とした中に、

ちりばめられた星のような模様。

 

今回は、ラピスラズリをご紹介いたします。

 


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【最古のパワーストーン

古代エジプトの時代から、

王族などの護符、お守りとして、

使われていたようです。

 

最古のパワーストーンというところでしょうか。

 

ツタンカーメンの黄金のマスクに使われたり、

レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた、

「最後の晩餐」にも使われたそうです。

 

ラピスラズリを原料としているのが、

「天然ウルトラマリン」と言われる顔料です。

 

合成の低価格のものもありますが、

天然のものは、

1グラム1万円弱ぐらいするそうです。

 

少々それましたが、

最古のパワーストーンですので、

世界中の様々なところで、

使われています。

 

6000年前といわれる、

メソポタミアの遺跡からも発掘されており、

これが、最古といわれる理由でしょうか。

 

もしろん、日本でも使われています。

 

正倉院には、

ラピスラズリが使われている、

装飾品なども保管されているようです。

 

ちなみに、

ラピスラズリの日本名は、

「瑠璃」といいます。

 

少々見えにくいかもしれませんが、

画像のラピスラズリをご覧いただければ、

「瑠璃」という意味も、

お分かり頂けると思います。

 

このように最古から、

古代エジプト王族やダ・ヴィンチの絵など、

王族や高貴な人々が使っていたと考えると、

ラピスラズリが持つパワーに、

その理由があるのかもしれません。

 

最高の力を秘めた護符、

とも言われているようですが、

では、これを持っていれば、

何でも出来る、

というわけでもなさそうなのです。

 

 

【最高の力ゆえに難しい】

古代エジプトの時代だけでなく、

今の世の中も含めてですが、

トップにいる事は、

そんなに簡単ではなかったようです。

 

トップ、王だからといって、

民衆や仕える人々が、

何でも言う事を聞いてくれるわけではなく、

そこにはトップであるがゆえの、

大変さ、難しさがあります。

 

さらに、

昔はだまし合いやら暗殺など、

命を奪われる危険性と隣り合わせです。

 

トップ、王は、

悩んで、苦心して、

色々な問題を乗り越え、

国の平穏を保ち、

平和な国づくりをしてきたのでしょう。

 

実は、

これこそが、

ラピスラズリの持つパワーであり、

ラピスラズリを持つ上での難しさのようです。

 

ラピスラズリを持つと、

結構、色々な問題が起こるようです。

 

「最高の力」なのになぜ?

と思われるでしょう。

 

幸せをもたらす石でもあるのですが、

簡単に幸せを与えるのではなく、

困難を乗り越え、打ち勝つ事で、

幸せを得られるようなのです。

 

現代においては、

トップだけでなく、

平社員であっても、

仕事をし、生活し、

生きていくのは、

そんなに簡単ではありません。

 

そこで安易にラピスラズリを持っても、

もしかしたら、

もっと大変な事が起こるかもしれません。

 

でも、それらを乗り越え、

打ち勝つ事によって得られたものは、

今までにない、

とても幸せな結果かもしれません。

 

こういった意味合いを持つのが、

ラピスラズリなのです。

 

このように書きながら、

ラピスラズリという石の難しさと、

今の自分の現状を、

再認識、再確認した次第です。

 

 

【まとめ】

ラピスラズリに魅かれる方、

持つ機会を得られた方は、

恐らくですが、

必然的な巡りあわせだったのでは、

ないでしょうか。

 

何かしら悶々とした日々、

打破出来ない現状、

何かにすがりつきたい、

このような時に、

ラピスラズリを手に取り、

ご自分のパワーストーンとして、

お持ちになるとしたら、

色々な問題や困難が待ち受けていても、

ラピスラズリが一緒に、

乗り越えてくれるのでは、

ないでしょうか。

 

パワーストーンに出会うのは、

単なる偶然ではなく、

必然なのかもしれません。