【アメジスト:包み込む優しさと二日酔い】
今回は、
アメジストをご紹介いたします。
パワーストーンの専門店などで、
原石をご覧になっている方も、
多いかと思います。
【包み込む優しさ】
代表的な意味として、
慈愛という意味があります。
母親が子どもを思うような、
深く、温かい愛情です。
イライラしていたり、
思ったよう事が進まず、
ヤキモキしたりして、
どうして良いかわからなくなりますよね?
そんな時、
アメジストは、
優しくあなたを包み込んでくれるようです。
「心配いらないよ」、
「もう大丈夫だからね」、
なんと言われると、
ホンワカして落ち着きませんか。
安心しませんか。
貴方が落ち着き、
安心すると、
あなた自身も慈愛に満ちた、
優しい人間になります。
そうなんです。
アメジストは、
あなたを優しく包み込むだけでなく、
あなた自身を、
他の人を優しく包み込むような人に、
してくれます。
イライラしていて、
気持ちが高ぶっていると、
周りが見えなくなりますよね。
目の前のことしか見えず、
全体的な調和であったり、
周りの人が何を考えているかなど、
全くわからず、
しまいには、
何故自分の事をわかってくれないんだ、
こんな事もわからないの、
こんな事、よくありませんか?
でも、
ストレスがなくなり、
イライラもせず、
ゆったりした気持ちになると、
今まで見えなかったことが、
見えてきたりします。
周りの人が考えているような事や、
やろうとしている事が、
理解出来るようになります。
全体が見えて、
周りの人が理解出来れば、
温かく優しい言葉を掛けるだけで、
今まで進まなかった事が、
ゆっくりではあるけれど、
着実に、一歩一歩、
進んで行くのではないでしょうか。
【二日酔いに一石いかが】
アメジストは、
面白い由来があります。
アメジストという少女を、
獣に襲わせようとしました。
その時、アメジストは、
石に変えられたそうです。
獣に襲われるのもイヤですが、
石に変えられるのも、
どうでしょうか?
まぁ、石と言っても、
そこらへんに転がっている石ころではなく、
水晶という事のようです。
元に戻れるなら、
襲われるより、
良いかもしれませんが、
そうではないようです。
バッカスは反省して、
水晶にワインをかけたそうで、
そのため、
アメジストはあのような、
紫色になったそうです。
石にされて、
ワインまでかけられて、
なんか、あまり良い気がしないのは、
私だけでしょうか。
しかし、
この由来から、
アメジストは、
二日酔いに効くとか、
アメジストのグラスで飲むと、
悪酔いをしないか、
言われているようです。
さらに、
人生に悪酔いしない、
という解釈もあるようです。
人生の悪酔いを、
これ自体をどう解釈するか、
まずは、
ここから考える必要があるかもしれません。
【まとめ】
まとめではありますが、
「自分を変える」事も、
パワーとしてあるようです。
前向きに考えるようになりたい、
悪い習慣を直したい、
などなど、
理想の自分に近づけてくれるようです。
石に変えられたアメジストは、
月の神に仕える美少女だったようですが、
紫色のアメジストのイメージは、
何となく、
優しくていつもニコニコしている、
おばあちゃんのようにも思えます。
おばあちゃんが、
紫の色の服が似合うというか、
自分のおばあちゃん像が、
そんなイメージだからでしょうか。